熊本「一心行の大桜」は春の絶景名物!例年の開花情報や満開の見頃は?

一心行の大桜は見頃の時期は絶景スポットとして大人気。満開に咲き誇る花を一目見ようと、全国各地から観光客が集まります。春の開花時期はいつ頃?満開の見頃は?一心行の大桜を春に見に行くには必見の情報を、周辺の観光情報やアクセス方法、駐車場情報と併せて紹介します。

熊本「一心行の大桜」は春の絶景名物!例年の開花情報や満開の見頃は?のイメージ

目次

  1. 1熊本の春の絶景名所「一心行の大桜」
  2. 2「一心行の大桜」ってどんな桜?
  3. 3「一心行の大桜」の由来と歴史
  4. 4「一心行の大桜」の開花&見頃時期は?
  5. 5「一心行の大桜」周辺の観光スポット3選
  6. 6「一心行の大桜」のアクセス&駐車場情報
  7. 7「一心行の大桜」の絶景を一度は観ておこう!

熊本の春の絶景名所「一心行の大桜」

心奪われる絶景があるのはご存知ですか?夕日が見える海岸や幻想的な景色など、日本各地には絶景スポットと呼ばれる場所がたくさんあります。その一つが熊本県にある「一心行の大桜」です。いつでも見れる景色ではないので、多くの人の目に焼き付く景色とされてます。

そんな一心行の大桜の開花情報や満開の見頃がいつなのか。観光旅行にも役立つ一心行の大桜の周辺の観光スポット、駐車場やアクセス情報まで。最高の絶景を見れる一心行の大桜について解説していきます。

年間20万人が訪れる大桜

今回紹介していく一心行の大桜になりますが、熊本県の絶景スポットとしても人気があります。その景色を一目見ようと開花の時期から満開の見頃まで、年間でおよそ20万人が訪れる人気スポットになります。

また、イベントも行われるので満開の大桜だけでなく楽しむことができます。まだ、一心行の大桜を見たことがないという方は、どんな場所なのかを含めてチェックして春の開花時期には満喫しに足を運んでみてください。

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「一心行の大桜」ってどんな桜?

熊本県の絶景スポットになる一心行の大桜ですが、まだ見たことがないという方にしたらどんな桜なのかは気になります。長い歴史を持つ大桜になるので、観光を楽しむ前には概要を知っておくのもポイントになります。

そこで最初に紹介するのは、一心行の大桜がどのような桜なのかを紹介していきます。絶景と言われる大桜の種類などを分かりやすく解説していくので参考にしてください。

種類はヤマザクラ

桜の木の種類は、人の手で作られた種類を入れると約600種類はあるとされています。その中でも、一心行の大桜は「ヤマザクラ」になります。

現在では桜と言えばソメイヨシノが有名で、満開のソメイヨシノが咲く公園などは花見客で賑わいを見せます。ですが、江戸時代には花見といえばヤマザクラと言われるほどで、日本の代表的な桜になります。和歌にも詠まれている伝統のある桜と言えるでしょう。

木の年齢はおよそ400才

一心行の大桜になりますが、その大きさは樹の高さが約14メートルになり枝張りは東西で約21.3メートル、南北で約26メートルという大きさになります。そんな大きさを誇るので大桜と呼ばれているのですが、樹齢は約400年とされてます。

遥か昔からの長い時をえて、現在でも満開の桜の花を咲かせて人々に感動を与えてきていた樹になります。台風などのさまざまな災害なども生き抜いてきた一心行の大桜。絶景スポットとして一見の価値があると言えるのではないでしょうか。

菜の花や阿蘇山とコラボした絶景

一心行の大桜の周りには一面に広がる菜の花畑があるのですが、菜の花と一心行の大桜のコラボは色合いも鮮やかでより美しい姿に変えると言えるでしょう。黄色い菜の花の中だからこそ映える一心行の大桜。天気の良い日には、さらに鮮やかな色合いを楽しめます。

さらに、遠くには阿蘇山の姿も捉えることができます。そのため、阿蘇山と菜の花畑、一心行の大桜の全てを見ることができる南側は撮影ポイントとしても人気があるのでおすすめになります。

満開時のライトアップは必見!

熊本を代表する桜の木とも言える一心行の大桜ですが、楽しむことができるのは昼間だけではありません。満開の見頃を迎えて満開宣言が出された当日を含めて3日間限定で、夜桜を楽しめるようにライトアップされます。

ライトアップされ光の中で見る一心行の大桜も幻想的な姿をしていて、昼間の姿とは違う姿を楽しむことができます。開花時期とは違い、満開宣言後になりますので夜桜を楽しむ時は注意してください。

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「一心行の大桜」の由来と歴史

樹齢約400年という長い歴史を持つ一心行の大桜。開花を始め、満開の見頃を迎えるとライトアップもされ絶景を見させてくれます

そんな、一心行の大桜の「一心行」と呼ばれる由来や長い歴史にどのようなことがあったのかも知っておくとより観光スポットの一つとして楽しむことができます。そこで、次に紹介するのは一心行の大桜の名前の由来と歴史についてになります。

名前の由来は「一心に行を修めた」から

今から遥か昔に矢崎城城代を任されていた、「中村伯耆守惟冬(なかむらほうきのかみこれふゆ)」という武将がいました。ですが、彼は1580年に戦果によって命を落としてしまったのです。ですが、彼の妻子や家臣には生き残った人たちも多くいました。

彼らは鎮魂の意を込め、桜の樹を植え供養をするために一心に行を収めてたと言われてます。そのことから、植えられた桜の木は一心行と呼ばれるようになりました。現在の大きさになってからは一心行の大桜の今の呼び方になったと言われてます。

桜がある場所は私有墓地

先に紹介した中村伯耆守惟冬(なかむらほうきのかみこれふゆ)になりますが、彼は一心行の大桜の地に眠る武将になります。つまり、一心行の大桜は、墓地の上に咲き誇る菩提樹になります。

そのため現在も変わらずに代々受け継がれ惟冬の直径の子孫により、私有墓地と一心行の大桜は管理されてます。一般に公開なども行われてますが、惟冬の子孫の所有物になります

約50数年前に落雷が

樹齢400年を超える一心行の大桜ですが、何事もなく無事に現在まで至っているわけではありません。最初に起こったのは今から50年以上前の昭和の初期になりますが、落雷によって一心行の大桜の幹は6本に避けてしまいました

ですが、落雷によってドーム型の桜の木に変わり美しい姿を見ることができるようになりました。その後にも被害があり、2004年には台風によって主幹が2本折れてしまいました。その結果、現在の姿になるM字型の桜の木に姿が変わってしまいました。

平成10年から「南阿蘇桜さくら植木まつり」を開催

平成10年から開催されるようになったイベント南阿蘇桜さくら植木まつりは、例年3月下旬から4月の上旬にかけて行われるお祭りになります。

熊本名物を味わえる屋台なども出る他にも植木なども販売していて、開花を迎える頃から見頃となる満開まで多くの人で賑わうお祭りです。先述したライトアップがされる頃にも、お祭りは開催されているので夜桜と併せて楽しんではいかがですか。

「一心行の大桜」の開花&見頃時期は?

私有墓地であることも含め、一心行の大桜が見事な桜の花を咲かせる歴史の中には色々なことがありました。その歴史も踏まえて見ると、その姿はより美しい姿に見えてくるのではないでしょうか。

では、一心行の大桜の絶景を見るにはいつむかえば良いのでしょうか。開花はいつから始まり、見頃を迎える時期はいつになるのでしょうか。どうせ見るなら、一番の見頃になりますので例年の開花や見頃を紹介します。

開花&見頃は3月下旬から

暖冬などの気象状況によって開花時期や満開となる一番の見頃は変わってきてしまいますが、一心行の大桜は例年3月下旬から開花を迎えてます。満開を迎えるのは、4月の上旬に入ってからという記録が多いので参考にしてください。

ただ、過去の満開宣言日を見ても開花時期が3月20日前後の場合には3月末日には行われる場合もあります。詳しく日にちは熊本県観光協会でも教えてくれますので、いく前にチェックしておくのがおすすめです。

何時頃まで桜は咲いている?

満開宣言が行われてからの、ライトアップされた夜桜を楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。3日間という短い期間を楽しめるライトアップですが、こちらは例年19時から21時まで行っています。

ただ、こちらのライトアップになりますが天候などによっては中止になってしまう場合もあります。桜の咲き具合などによっても変更がかかってしまうこともありますので、事前にしっかりと確認をとっておくのをおすすめします

菜の花の開花時期もほぼ同じ

一心行の大桜と一緒に楽しみたいのが菜の花畑になりますが、こちらの菜の花畑は一心行の大桜の南側に広がります。そんな菜の花も、開花を迎えるのは一心行の大桜と同じ時期になります。

一心行の大桜が満開を迎える前には、一面が菜の花畑の黄色い絨毯が広がります。2分咲きや5分咲きでも、十分に美しい絶景を見ることができるので桜の花と一緒に楽しんでみてください。

「一心行の大桜」周辺の観光スポット3選

ここまで一心行の大桜について紹介してきましたが、見頃を迎えた桜の花と菜の花の景色は見た人にしかわからない美しさを持っています。そんな一心行の大桜の周辺には、他にも見どころ満載の観光スポットがあります。

一心行の大桜だけを見て帰るのではもったいないです。周辺の観光スポットもチェックしておくと、一日楽しむことができます。そこで、一心行の大桜の周辺の観光スポットを3選紹介するので、参考にして観光を楽しんでみてください。

スポット①一心行公園西側のひまわり畑

最初に紹介する一心行の大桜周辺の観光スポットは、一心行の大桜がある一心行公園の西側に広がるひまわり畑になります。周辺と言っても同じ公園内になるので、ゆっくり散策をしながら行くことができるのでおすすめです。

ただ、ひまわり畑になりますので一心行の大桜と見頃は大きく異なってしまいます。例年の見頃は8月中旬から8月下旬にかけてになりますが、約3万本のひまわりが咲く光景も絶景と言われています。

ひまわりの間を散策することもできるようになっているので、春には桜を見て夏にはひまわり畑で楽しんでみてください。

一心行公園西側のひまわり畑の基本情報

名称 一心行公園西側のひまわり畑
住所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字中松2622-1
電話番号 0967-67-1112
アクセス 九州道熊本ICから車で約45分
駐車場 有(100台)
URL 熊本県観光連盟

スポット②白川水源

次に紹介する一心行の大桜周辺の観光スポットは、南阿蘇の湧水で人気の白川水源です。毎分60トンの湧水が沸いているのですが、地底から湧き上がっているため透明度も高くとても綺麗な水になります。また、日本の名水にも選ばれているので、美味しいと評判です。

水遊びができる場所もありますので、子連れで楽しむこともできます。また、周辺には茶屋などもあるのでゆっくりとした時間を過ごすことができます。一心行の大桜からは、車で約10分ほどの場所になるので一緒に観光をしてみてください。

白川水源の基本情報

名称 白川水源
住所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字白川
電話番号 0967-67-1111
利用料金 環境保全協力金として
高校生以上 100円
中学生以下 無料
アクセス 阿蘇白川駅から徒歩で約15分
駐車場
URL 南阿蘇村役場

スポット③白蛇神社

最後に紹介する一心行の大桜周辺の観光スポットは、生きている白蛇に会うことができる白蛇神社になります。白蛇は古来より神様の使いとして、富をもたらす存在と言われてます。そんな白蛇に会えるので、パワースポットとしても有名な神社になります。

金運をUPさせることができると言われていて、宝くじに当選した人もいるそうです。拝観は無料で行っていますが、お賽銭を1000円以上行うとお土産をもらうことができます。このお守りの効き目が評判になっているので、ぜひ参拝してもらってみてはいかがでしょう。

白蛇神社の基本情報

名称 阿蘇白水龍神權現
住所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字中松3290-1
電話番号 0967-62-8060
拝観時間 8時半〜16時半
アクセス 熊本IC~南阿蘇役場 長陽大橋ルートで車で約35分
駐車場
URL 公式サイト

「一心行の大桜」のアクセス&駐車場情報

一心行の大桜の周辺にも観光スポットは揃っているので、桜と一緒にいろいろ見て回って南阿蘇を存分に楽しむのはおすすめになります。ですが、何よりも一心行の大桜のアクセス方法や駐車場情報は知っておきたいポイントになります。

最後に紹介するのは、一心行の大桜へのアクセス方法の詳細と駐車場情報になります。初めて向かう方でも分かりやすく解説するので参考にしてください。

アクセスの詳細

アクセス方法になりますが、車と徒歩のどちらでも向かうことができます。徒歩でアクセスする場合には、南阿蘇鉄道中松駅まで向かってください。そこから約15分ほどの距離になります。帰りの電車の時間も含めてチェックしておくのがおすすめです。

車でアクセスする場合には、九州自動車道熊本ICか九州自動車道益城熊本空港ICからは車で約60分ほどの距離になります。JR肥後大津駅からは車で約45分となっていて、国道325号線に入った場所になります。

ただ、お祭りが行われている時は周辺道路は一方通行などに変更になるので注意してください。混雑も予想されるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。

駐車場情報

駐車場になりますが、一心行公園の駐車場を利用する形になります。約700台近くは停められる広さの駐車場になっているのですが、一心行の大桜の開花から満開の見頃にかけてお祭り開催時には混雑しますので注意してください。

また、駐車場は有料になっています。こちらの駐車場料金は公開されていませんので、気になる方は南阿蘇観光局に事前に確認を取っておくのがおすすめになります。

「一心行の大桜」の基本情報

名称 一心行の大桜
住所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字中松3226-1
電話番号 0967-67-1112
アクセス JR肥後大津駅から車で約45分
九州自動車道熊本IC・九州自動車道益城熊本空港ICから車で約60分
南阿蘇鉄道中松駅から車で約5分 徒歩で約15分
駐車場 有(有料)
URL 熊本県観光連盟

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「一心行の大桜」の絶景を一度は観ておこう!

春に見事な花を咲かせる、熊本県の代表的桜の一心行の大桜。夜のライトアップされた幻想的な姿も目を奪われますが、昼間の阿蘇山や菜の花とのコラボも見事な美しさです。ですが、3月下旬から4月上旬と短い期間しかその美しい絶景は見ることができません。

樹齢400年を超える絶景は、他では見ることができないので一度は見に足を運んでみてはいかがでしょうか。周辺の観光スポットも回れば、南阿蘇の魅力を思いっきり楽しむことができるでしょう。

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この記事のライター
沖野愛
ライター歴3年目です。調査してまとめるのが好きなので、よろしくお願いします。

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