「大久野島毒ガス資料館」で悲惨な戦争の歴史を学ぶ！入場料やアクセス情報！

大久野島(おおくのしま)は、瀬戸内海に浮かぶ、自然あふれる美しい島となり、今では休暇村として多くの観光客が押し寄せます。大久野島は無人島の島ですが、なぜか1000羽以上の可愛いうさぎがたくさん住み着いており、別名『うさぎの島』と呼ばれ人気の観光スポットです。

また昔は日本軍が秘密で毒ガスを作っていた歴史があり「毒ガスの島」とも呼ばれています。島内にある大久野島毒ガス資料館では、怖い毒ガスや過去のくらい歴史を学ぶことができる博物館があります。また、廃墟の場所が多くあり、心霊スポットとしてもとても話題となっているのです。心霊スポット巡りが好きな方は要チェックの大久野島です。

大久野島は、かつて陸軍の毒ガスがおいてあったことから、別名を「毒ガスの島」と呼ばれています。昭和初期にこの大久野島は『地図から消された島』となっており、空白地域となっていました。日本陸軍の毒ガス工場があり、太平洋戦争では秘密で、大久野島にて作られていたのです。血液剤、催涙剤、びらん剤、嘔吐剤が秘密で製造されていたとは、なんとも怖いですよね。

大久野島毒ガス資料館では、かつて大量の毒ガス兵器が作られており、博物館では残酷な歴史を見ることができます。かつて陸軍により『地図から消された島』となっていましたが、歴史上大切なこと、風化をさせたくないという、地元の人たちの強い思いから、大久野島毒ガス資料館が作られたのです。

恒久平和を願い、1988年に大久野島毒ガス資料館が設立しました。過去に毒ガス兵器が作られたいた場所は、現在でも立ち入り禁止の場所があります。過去の暗い歴史、悲しい出来事を『生き証人』として来世へ伝えていかなくてはなりません。2度とこんなことが起こらないように、願うばかりです。今では『休暇村大久野島』となり多くの観光客が訪れます。

大久野島毒ガス資料館で、何を学ぶことができるのか詳しく見ていきましょう。また博物館への入場料金も合わせてお知らせします。2度とこんなことが起こらないために、1度しっかりと大久野島毒ガスの歴史を知るのはとても大切なことですね。

大久野島毒ガス資料館、今現在では平和学習の場として、多くの観光客が訪れます。戦争で使われたであろう毒ガスなど、2度と作ることがあってはいけません。大久野島毒ガス資料館のスローガンは『戦争の悲惨さを・平和の尊さを・生命の重さを』となり2度と同じ過ちを繰り返してはいけないですね。

大久野島毒ガス資料館には、工員手帳や、大あか筒の外筒、男子・女子用作業服、液体毒ガス製造装置、パネル写真などが展示されています。また島内では砲台跡、発電場、毒ガス貯蔵庫等を見ることができ、さらに廃墟もあり、痛々しい景色がいまだに残っているのです。

大久野島毒ガス資料館では、取材や写真撮影をしたい方は、事前に『毒ガス資料館取材撮影許可願』を出しましょう。許可を取ることで館内の写真撮影が可能となります。無断で写真撮影は禁止されています。

大久野島、大久野島毒ガス資料館へ、車でのアクセス方法や、島までかかる時間をご紹介していきます。大久野島へは、車をフェリーに乗せることができますが、島内は通行が禁止されているため、フェリーを降りた際に『第二桟橋』駐車場へ車を停めてから観光をしてください。

車にてアクセスされる方は、山陽自動車道・河内インターで降りて、フェリー乗り場のある忠海港まで約24キロメートルの距離です。また関西方面から来る方は、山陽自動車道・本郷インターで降りてフェリー発着所の忠海港まで、約16キロの距離があります。そして『忠海港』から大久野島へは約4キロほどの距離となっています。

大久野島へ車でのアクセスや、時間をお伝えします。広島方面からアクセスする方は、山陽自動車道」河内インター」を降りて、忠海港までは約40分ほどの時間です。また関西方面から来る方は、山陽自動車道「本郷インター」を降りて、約25分ほどでフェリー乗り場へアクセスができます。車の方はフェリー乗り場のある忠海港の無料駐車場をご利用ください。

広島空港から車でアクセスする方は、フェリー乗り場の忠海港までは約40分くらいの時間です。東京から広島空港へは空の旅約1時間10分となっています。大久野島や広島観光を楽しみましょう。

大久野島へは車でアクセスができますが、島内は車両通行が禁止されています。そのため大久野島へ渡ったら『第二桟橋』の駐車場へ停めましょう。第二桟橋駐車場は、無料となっています。車でフェリーに乗り、大久野島へ上陸をしたい方は事前に『大久野島休暇村』へ事前に連絡を入れてください。

大久野島の第二桟橋駐車場では、たくさんのうさぎが車の下で隠れていたり、お昼寝をしています。夏のシーズンの暑い時は、車を日除けにしているうさぎがたくさんです。大久野島のうさぎにとって、車の下は居心地がとても良いそうです。エンジンをかけても、うさぎが逃げないことがよくありますので、車を動かす時には注意してください。

大久野島毒ガス資料館へ電車でのアクセス方法をご紹介していきます。公共交通機関を利用される方は、まずフェリー乗り場のある忠海港へいきましょう。では忠海港までのアクセス方法をお伝えします。

大久野島毒ガス資料館がある大久野島までは、広島のフェリー乗り場から3キロほどの距離となっています。電車で大久野島へ行く方はとても楽に移動ができます。

大久野島毒ガス資料館へは、JR山陽新幹線「三原駅」へまずは行きましょう。JR三原駅から、JR呉線に乗車して約20分ほどの時間で忠海駅へ行けます。忠海駅からフェリーへ乗り場『忠海港』までは3分ほどです。

大久野島毒ガス資料館は、瀬戸内海にある無人島の大久野島にあります。そのためフェリーにてアクセスが必要となります。フェリーに乗車する時間は短いですが、海の旅を楽しむことができますね。サンセットの時間帯はとても美しい船旅です。

大三島フェリー(おおみしま)が、大久野島と広島竹原市を運航しており、約3キロほどの距離です。船に乗っている時間は短いですが、フェリーの旅を楽しみましょう。

大久野島毒ガス資料館へフェリーでアクセスする方は『大三島フェリー(おおみしま)』が大久野島と広島竹原市を運航しています。所要時間は15分ほどとなっています。1時間に2本フェリーが運航しているため、日帰りで歴史を学ぶ観光ができます。

広島三原市からは、土曜・日曜・祝日・ゴールデンウィーク・お盆休み限定で、1日に6便の高速フェリー『ラビットライン』が運航しています。三原から大久野島までは約30分のフェリーの旅が楽しめます。JR三原駅から徒歩5分ほどでフェリー乗り場の三原港へアクセスができ、とても楽に移動ができます。

歴史を学べる大久野島毒ガス資料館の入場料や開館時間などの基本情報をご紹介していきます。大久野島毒ガス資料館以外にも見どころがたくさんある大久野島へぜひお出かけください。

瀬戸内海にある大久野島をご紹介してきました。1度は地図から消えた島となり、暗い歴史が残る島ですが今は『休暇村大久野島』としてまた『うさぎの島』として人気のリゾート地となっています。日本軍が秘密で作っていた毒ガス兵器、暗く怖い歴史が残っています。2度とこのようなことが起こらないためにも、ぜひ大久野島毒ガス資料館を訪れてみましょう。