隠岐諸島へフェリーで行くには?料金や所要時間・乗り場情報を徹底解説!

隠岐諸島へフェリーで向かうには、乗り場などはどうなっているのでしょうか?今回の記事では、隠岐諸島へフェリーで向かう方法や、所要時間、料金等について紹介しています。欠航に関しての情報や予約の仕方などについても記載しているので、参考にしてみてください。

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目次

  1. 1隠岐諸島へのアクセス方法や料金を徹底解説!
  2. 2隠岐諸島ってどんな場所?
  3. 3隠岐諸島へのフェリー乗り場について
  4. 4隠岐諸島へフェリーで行く料金や所要時間
  5. 5隠岐諸島へ高速船で行く方法
  6. 6大自然の神秘の島「隠岐諸島」へいざ出発!

隠岐諸島へのアクセス方法や料金を徹底解説!

4つの有人島からなる島根県の隠岐諸島は、人気の観光地でもあります。今回の記事では、人気の観光スポットである隠岐諸島へのアクセス方法や、料金等について詳しく紹介していきます。所要時間や乗り場、欠航などの注意点などについても紹介しているので、是非参考にしてみてください。

アクセス手段はフェリーか高速船

隠岐諸島へアクセスするには、フェリーを利用するか、高速船を利用するかのどちらかになります。どちらを選ぶかによって注意点や特徴などは異なってくるので、まずは両方の違いをこの記事でチェックしてみてください。欠航のリスクなどについても記載しています。

隠岐諸島ってどんな場所?

隠岐諸島へのアクセスについて紹介する前に、まずは隠岐諸島とはどういった場所なのか、について少し見ていきましょう。歴史や魅力などを紹介するので、隠岐諸島についてあまり知らない方は目を通してみてください。

美しい自然や景観が残る島

隠岐諸島は雄大な自然を感じられると人気のスポットで、那久岬や壇鏡の滝などでも有名です。特に隠岐諸島でゆうめいとなっているのは、奇岩の「ローソク島」でしょう。

ローソク島はローソクとその芯の様な姿をした岩で、夕日が上手に重なる事でまるでローソクに灯がともったかのように見えると話題になっています。夕日が重なるローソク島の姿は、遊覧船に乗船しないと見ることができない光景である様です。

世界ジオパークにも認定

自然が豊かな隠岐諸島は、世界ジオパークにも認定されています。世界ジオパークとは大地を表す「ジオ」と公園を表す「パーク」とが組み合わさった言葉で、地球のことを学びながら、自然を楽しむ事ができるスポットのことを指すそうです。

見所などを詳しく教えてくれるガイド付きのツアーに参加すれば、よりジオパークの魅力を感じることが出来るでしょう。

隠岐諸島は噴火によって形成

4つの有人島からなる隠岐諸島は、噴火によって形成された島なのだそうです。元々は海の底に沈んでいたこの地ですが、600万年前に起きた火山活動により、島の原型が出来上がったとされています。

隠岐諸島の歴史

隠岐諸島は「沖三ツ子の島」として古事記にも登場しており、かなり昔から知られていた島であることが分かります。石器の材料となる黒曜石が多く採れたことから他の地域との交流も盛んで、中国地方の遺跡からは隠岐諸島で採れた黒曜石も発見されている様です。

また、隠岐諸島は役人などの政治犯が流される、遠流の地でもあった様です。後鳥羽上皇や小野篁といった貴人や文化人がこの地に流されており、宮古の文化が伝えられた、といった歴史もある様です。

島と島を移動する船も運航

隠岐諸島では、島と島の間を移動する内航船も運行しています。先ほど隠岐諸島の有人島は4島と紹介したのですが、小さいものも併せると、隠岐諸島の島はなんと180程にもなるそうです。島と島の間を移動するのに便利な内航船ですが、島の数が多いので利用する際は降りる場所を間違えないように注意しましょう。

隠岐諸島へのフェリー乗り場について

それでは、まずは隠岐諸島へ向かう際のフェリー乗り場について見ていきましょう。乗り場の場所に加えて駐車場情報や乗り場までのアクセスについても記載しているので、順番に見ていきましょう。

本土の乗り場は七類港と境港

隠岐諸島へ向かうためのフェリー乗り場は、七類港と堺港とにあります。七類港は島根県にありますが、堺港は鳥取県にあります。それぞれの特徴、そしてアクセスと駐車場情報についてチェックしてみましょう。

七類港へのアクセス

七類港の乗り場は、メテオプラザの中にあります。七類港までは、境港駅からだと車で14分程で到着する様です。高速道路を利用する場合ですと、日野川東ICから車で37分程でアクセス可能となっています。

駐車場は?

七類港には駐車場が完備されているので、車でアクセスした場合でも安心して利用する事ができます。また、料金も無料となっているのも嬉しいところです。ただ、料金も無料で便利な駐車場であるため、時期によっては満車になっている事も考えられます。念のため、付近の有料駐車場などもチェックしておいた方が良いかもしれません。

境港へのアクセス

境港は鳥取県にあるフェリー乗り場で、JR堺駅の隣にあります。こちらには売店もあるので、ちょっとしたものを購入するにも便利でしょう。駅の隣にある境港の乗り場へはアクセスもとても便利で、境港駅からは徒歩1分、日野川東ICからは車で33分程で到着する様です。

駐車場は?

七類港と同じく、境港の乗り場にも無料の駐車場があるので便利に利用できます。ただ、境港乗り場の無料駐車場は利用出来る台数が少ない様です。近くに市営の有料駐車場があるので、満車の場合にはそちらを利用するようにしましょう。

便利なフェリー接続バス

フェリー乗り場には無料の駐車場があるので自家用車でもアクセス可能ですが、便利なフェリー接続バスもあるのでこちらも活用しましょう。

フェリー接続バスは松江駅発着便と米子駅発着便とがあり、それぞれ一畑バス、日ノ丸自動車によるものになっています。バスなら駐車場の心配も不要なので便利ですが、それぞれ行き・帰りで1本ずつしかない様なので乗り遅れには十分注意しましょう。

隠岐諸島へフェリーで行く料金や所要時間

フェリー乗り場についての紹介に続いて、ここからは隠岐諸島へフェリーで行く際にかかる料金や、航路の所要時間について見ていきましょう。予約情報や混雑情報などについても記載しているので、順番にチェックしてみてください。

フェリーの乗船料金

2等 3300円
特2等 4250円
1等 5980円
特等 7460円
特別室 8360円

本土~隠岐の航路の乗船料金は、上記の通りとなっています。フェリー乗り場は七類港と境港の2か所がありましたが、「本土~隠岐」の航路は同じ料金となっているので、どちらも同じ料金で乗船する事が可能です。運賃の支払いには、クレジットカードを使用することも可能だそうです。

特別二等室以上は予約可能

こちらのフェリーは、特別二等室以上、つまり二等室以外なら予約が可能となっています。予約しておけば当日になって乗船の心配も不要なので、可能ならば事前に予約を済ませた方が良いでしょう。

車両乗船は事前に予約を!

隠岐諸島へ向かうフェリーでは車両の乗船も可能となっていますが、車両の乗船を希望する場合は、予約が必須となっています。

予約した自動車1台につき、運転者1名分の2等切符が付いてくるといった仕組みになっているそうです。自動車を載せる際の料金は車のサイズによって変わってくるので、あらかじめ車のサイズはチェックしておいた方が良いかもしれません。

航路の所要時間や発着時刻

本土~隠岐の航路の、所要時間や発着時間についても見ていきましょう。本土~隠岐の航路を走るフェリーは3種類あり、七類港から出発するフェリーは「おき」、そして「くにが」の2種類となっています。おきは七類港を9:00、くにがは9:30に出発し、隠岐の島町である西郷へはそれぞれ11:25、14:00に到着する様です。

また、境港から出発するフェリーは「しらたま」で、出港時間は14:25、西郷への到着時刻は18:30となっています。それぞれ、本土から西郷への所要時間はおきが2時間25分、くにがが4時間30分、しらたまが4時間5分となっています。

時間優先なら直行便

上記を見ると分かる通り、どのフェリーに乗るかによって所要時間は大きく異なります。「おき」と「くにが」の所要時間の違いは直行便か、他のの港に寄るかの違いにあるので、旅行中など、時間を優先したいなら「おき」を利用するのが良いのではないでしょうか。

また、「おき」では来居や菱浦に寄るのは隠岐の島町より後になるので、こちらに寄る予定なら「くにが」を選んだ方が良いでしょう。

フェリー乗船までの流れ

続いて、フェリー乗船の流れについても見ておきましょう。先ほど紹介した通り特別二等室以上なら予約が可能となっているので、事前に予約しておくのが良いでしょう。予約はインターネットでは受け付けていないので、電話で予約する必要があります。

また、車両の乗船を希望する際は予約が必須となるので、忘れずに電話で予約をしておきましょう。この時車の長さを申請する必要があるそうなので、車検証などでサイズを確認しておくことを忘れないようにしましょう。ちなみに、空車情報については公式サイトから確認することができます。

2等室は早めに並んで確保を!

2等室の利用を考えている方は、早めに乗り場に向かうようにしましょう。2等室は事前の予約が出来ないため、休める場所を確保するために行列ができることもあるそうです。良い場所を確保したいなら、早めに乗船受付を済ませるようにしましょう。

船内には売店&自販機完備

フェリー内には売店や自動販売機などがあり、ドリンクやちょっとした食べ物を購入する事が可能です。「おき」のフェリー内にある売店ではソフトクリームも販売されており、海の景色を楽しみながらソフトを愉しむ、といった事も可能です。

1杯ごとに豆から挽いているというコーヒーも販売されているので、フェリーでゆったりした時間を楽しみたい方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。

ゲームコーナーも有

フェリー内にはゲームコーナーも有り、時間を潰すのにおすすめです。エレメカなどのかなりレトロなゲームも置かれており、レトロゲームが好きなら一見の価値があるコーナーかもしれません。ラインナップは変更になっている可能性もありますが、過去には格闘ゲームやスロットなども置かれていた様です。

レストルームでくつろぐ人も!

フェリー内には机とテーブルが置かれたレストルームもあり、こちらはどの等級を利用した場合でも自由に利用する事ができる様です。

レストルームには自販機では珍しい地酒の自販機もあるので、日本酒が好きな方はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。また、レストルームがあるのは「おき」と「くにが」のみとなっており、「しらたま」には無いので注意してください。

隠岐諸島へ高速船で行く方法

最後に、本土~隠岐諸島の航路を高速で結ぶ、高速船について紹介します。高速船を利用するメリットや欠航などのリスク、また運賃や乗り場などについて紹介するので、こちらも参考にしてみてください。

最速で到着「高速船レインボージェット」

高速船のレインボージェットは、本土~隠岐の航路を最速で結びます。境港からなら11:50に出港して西郷に13:13に到着、七類港からなら15:45に出港して16:54に到着するので、それぞれ所要時間は1時間23分、1時間9分となっているので、「おき」などのフェリーを利用した場合よりもかなり短い時間でアクセスする事ができます。

海の状況や濃霧で欠航する事も

本土~隠岐の航路を短時間でアクセス出来る便利な高速船ですが、海の状況や濃霧などが原因で欠航することもあるので注意しましょう。船体修理のために欠航になったこともあるので、事前に情報をチェックしておくことが重要となります。

欠航情報については、公式サイトで発表されている様なので確認しておきましょう。また、修理のため欠航の予定が決まっている場合は、事前に欠航の予定が記載されている様です。なお、欠航になることがあるのは高速船だけではなく、フェリーも同様なので留意しておきましょう。

高速船の運賃

高速船レインボージェットの運賃は、本土~隠岐の航路の場合は6280円となっており、フェリーの1等と同程度の値段となっています。ちなみに小学生の運賃は大人の半額で、幼児の場合には大人1人につき1名が無料となるそうです。

電話やネットで事前に予約を!

高速船は予約が必須となっているので、事前の予約を忘れないようにしましょう。フェリーの場合は電話予約のみの受付となっていましたが、高速船の場合にはインターネットでの予約も可能となっています。もちろん電話でも予約可能となっているので、好きな方を選びましょう。

持ち込み荷物の注意点

高速船は海の上を浮いた状態で走る船となっているため、とてもコンパクトな造りになっています。持ち込める荷物には制限があり、3辺の合計が100cm以下、なおかつ1kg以下のものと決まっているので注意しましょう。なお、危険物や臭い、水漏れの可能性がある荷物なども持ち込むことは出来ません。詳しくは、公式サイトでチェックしておきましょう。

高速船乗り場の場所

本土~隠岐諸島の航路を結ぶ高速船の乗り場は、フェリーの場合と同じ七類港、そして境港から出航しています。これに加えて、西ノ島町の別府から出航する高速船もある様です。西ノ島町は本土ではないので、島間の移動の際に利用する事になるでしょう。

大自然の神秘の島「隠岐諸島」へいざ出発!

今回の記事では、自然の多く残る島、「隠岐諸島」へのアクセス方法について紹介しました。隠岐諸島へはフェリー、もしくは高速船で向かう必要があり、航路や部屋によって所要時間・料金は変わってきます。フェリーや高速船を使用する際は所要時間や欠航情報なども事前にチェックして、隠岐諸島の観光などを楽しんでください。

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この記事のライター
あまみや
グルメ関連の記事を中心に執筆しています。 お店選びの参考になる様な記事であれば幸いです。

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